本一冊抱えて出かけよう②
ゆむしです
お腹いっぱいになったら…
歩きます
運動になる程度歩いて回れる距離で
道後温泉や松山城など観光名所も多いので
歩いて楽しい街ですね
疲れたら160円で路面電車に乗れるのも安心です
前回道後方面に行ったので
今回はお堀沿いを歩きながら
JR松山駅方面へ
13:30 伊予の湯治場「喜助の湯」さん
キレイで設備充実の
天然温泉の大型スーパー銭湯です
週末、非会員でも750円という
良心価格でコスパ最強
今治の鬼瓦を使った高温サウナ
「鬼サウナ」や
外気温5℃前後の12月の外気浴を織り交ぜながら
温泉をゆ〜っくり楽しんで
ととのいます
湯上がり休憩場所もあるので
読書でもしながら寛げますよ
※マンガコーナーもあります
15:30再びウォーキングへ
日曜日は夜パフェ専門店
「21時にアイス」さんが
午後早めから開いていますので
映えるオヤツを味わいます
濃厚な抹茶モンブランと
さっぱり系ソフト🍦
風呂上がりなので
夕方でも「夜パフェ」感
ありますね〜
FCチェーン店舗は営業日・時間が
明確なので安心です
16:30 コメダ珈琲
気兼ねなく長居できる「インフラ」ですね
18:00
夕食はジビエのお店に行こうと思っていましたが
どうやらお休みの様子
名前はちょっとアレですがw
結構ちゃんとしたお店が入っています
スペインバル
「ロス・アミーゴス」さんで
フィデウアを頂きます
簡単に言うとパエリアのお米を
パスタに変えて作った料理で
スペイン南部の郷土料理
かなり細いパスタが使われていますが
これが良い食感で
表面はパリパリ
中はトロッとしていて
個人的にはパエリアより好きかも
後は20:30発のフェリーに合わせて
三津浜港に戻れば大島に帰れます
柳井〜三津浜7,410円なので
便数は少ないものの
伊保田利用は
お値段的にかなりお得ですね
本一冊抱えて出かけよう①
ゆむしです
松山日帰り旅
確かもう4回目ですかね
大分時間や場所の使い方が
パターン化してきたので
今回は時系列で紹介したいと思います
出発は周防大島伊保田港
8:15出港のフェリー
9:30頃に対岸三津浜港に着きます
港からの移動は徒歩10分程で
伊予鉄三津駅まで
そして電車で松山市駅へ着くのが
10時過ぎ
ここでポイントになるのが
松山の飲食店のランチ営業スタート時刻は
11:30が主流ということ
コーヒーでも飲みながら
お目当てのお店のSNS等を確認しましょう
地方あるあるのひとつ
予定外の休業があったりしますので
直前の情報チェックは大事
また、もし休みだった場合の
第2第3候補店を探しておきましょう
この時点で新しい本命が
見つかることもよくあります
今回も実はそうだったんですよね〜
ゆむしの場合は一人旅なので
ノンストレスですが
グループの場合は特に
意思を合わせておくことが重要です
当日Googleマップで見つけた
良さそうなお店
なんと11:00から営業ということで
お目当てのお店をランチ後半に回します
※ランチを前後半制
場合によっては延長も考えている
特殊な人間の感覚でお送りしています
一般の方は1食プラスデザート店くらいで
組んで下さいねw
11:00 イタリアンの
「タベルナ・ラ・セーラ」さん
ラザニアの人気店だそうで
カタカナ表記は
「ラザーニャ」なんですね
ハーフサイズでも結構なボリューム
熱々とろとろの絶品料理でした
そして12:00にランチ後半
前述の「丸西商店さん」で
「あわび油そば」を堪能
https://ossanshimaiju.hatenablog.com/entry/2022/12/27/184314
…ここで満腹になったので
ランチは延長戦なしで終了です
究極の油そば
ゆむしです
「油そば」
美味しいですよね〜
東京油組総本店さん、春日亭さんなど
東京にいる頃から
私の好きなメニューのひとつですが
お値段としては大体800円くらい
トッピング増やしても
1,000円くらいです
ですが今回は
2,000円近い油そばを食べに行きますw
DASH島を眺めながら
フェリーでGO
お店の場所は対岸の松山
元々割烹料理のお店だったという
「丸西商店」さん
気品に溢れた店構えですね〜
気持ちの良い丁寧なお出迎えと
温かいお茶か冷たいお茶か
好みを伺われてお食事スタートです
お目当てのメニューは
「あわび油そば肝ソース」
税込1,980円
オーダーすると
寒いので温まって下さいと
出てきたのは
「粕汁」
小さなお椀ですが
具だくさんでめちゃくちゃ美味しい
粕汁を味わいながら
油そばが出来上がるのを
ゆっくり待ちます
そして現れたのは…
彦摩呂が絶叫しそうな一杯
蒸しアワビもスライスとかじゃなく
丸々1個ドーンですわ
ワカメを練り込んだ
もちもち麺に
アワビ肝を使ったソース
温玉が乗ってます
別盛りのトッピングは
鶏チャーシュー
穂先メンマ
水菜とネギ
そしてインド料理系のペースト調味料
「チャトニ」
温玉を崩して野菜を加え
麺とソースをよく和えると〜
最初のソースの色を見た時は
もっと肝のパンチが強いのかと
想像していたものの
意外にもまろやかでマイルド
ただ常に、肝の風味を適度に
感じられて…
麺料理としての調和のレベルが
めちゃくちゃ高いですね
いわゆる「豪華なもの乗せただけ」の
表面的なインパクトメニューじゃなく
料理としてのクオリティに
高い価値がある逸品です
蒸しアワビに肝ソースを絡めると
至福の美味しさ
中途半端な旅館の晩飯オプション
1個3,000円くらいの踊り焼きが
いかに見せかけだけかを
実感してしまうレベルで
ミシュランガイド掲載も
納得の満足度
後半チャトニを加えると
爽やかな味変が成立しつつ
アワビの存在感は堂々と健在で
最後までしっかり美味しいです
そして食後には
生搾りみかんジュース
さすがは日本を代表するみかんの産地
愛媛県ですね
生搾りのみかんジュースは
めちゃくちゃ美味しいんですが
果肉が沈殿しやすいので
カッコよくドリンクとして
提供しにくい商品
スプーンを添えて
混ぜて飲んで下さいねという
提供スタイル
カッコつけずに
地域の魅力を
美味しく味わってもらいたいという
心遣いのカッコ良さ✨
我らが周防大島も山口県内では
シェアが大きいので
「みかんの島」と名乗っていますが
地産地消認定の飲食店ですら
セットドリンクは
輸入オレンジジュース出てきますから
産地としての格の違いを
見事に見せつけられましたね
2,000円でも「激安」と思える
高付加価値のお店です
松山にお越しの際は
是非味わってみて下さい
みかんの島?
ゆむしです
周防大島の冬といえば
みかん🍊
昨年、一昨年と
名物のみかん鍋を食べて発信しましたが
そろそろ飽き……いやいや
新しい協力隊のN君が
今年はやってくれているので
世代交代(?)をしまして
イジりやすいネタよりも
本質の方に切り口を変えていこうと思います
周防大島のみかんは「何が魅力」なのか
山口県の生産量の8割…といっても
山口県は都道府県ランキングで17位
日本全体の生産量の1%程度なので
特に胸張って言えることでもないんです
先日、周防大島みかんをテーマに
卒論の準備をしている大学生に
「周防大島みかんの魅力」を
訊ねてみたところ
やはりピンと来ないようでした
そうなんです
「みかん」を「みかん」と捉えている限り
実は何の差別化にもならないんです
みかんの消費量が年々落ちてきているのは
食生活の多様化…などという言い訳の前に
みかん業界の怠慢です
まず「温州みかん」だけでも
100種以上の品種がありますが
一般消費者が何種類知っているかというと…
限りなく0に近いでしょう
そしてそもそも
「温州」
「早生」「中生」「晩生」
………読めます?
みかんについて「知ってもらいたい」という
姿勢がなってないんですよね
じいちゃんばあちゃんが好きなみかんと
子供が好きなみかんは種類が違います
そのまま食べて美味しいみかん
ジュースに向いているみかん
料理のソースに向いているみかん
スイーツ系に向いているみかん
甘味、酸味だけでなく
じょうのうの硬さ等も含めて
それぞれに個性がある品種
みかんをみかんの一言で片付けるのではなく
それぞれの特色、魅力を把握して提案できる
「みかんソムリエ」のような機能があれば
もっとみかんを楽しんでもらえるはず
役所の担当課でも農協でも
今のところ「みかんはみかん」
ブランドみかん「ゆめほっぺ」を
売ってる時点でもう十中八九答えは
出てるんですが
分かっていても
もう一歩踏み出さないのが
田舎あるあるですかね
今卒論頑張ってるであろうあのコが
結論までにそこに気付いてくれたら
もしかすると数年後
みかん業界に光が差すかもしれませんが
旬とはこういうこと
ゆむしです
ボラが穫れたとのことで
加工場に運ばれてきました
嫌な匂いのない
キレイなボラです✨
ボラは秋が繁殖期で
ちょうど今
日本三大珍味のひとつ
「カラスミ」の原料となる卵巣が
大きく発達していますね
もちろんオスとメスがいますので
オスの方には
白子が詰まっています
活〆でしっかり血抜きもされた
鮮度抜群のボラを
フィッシュフライ用の切り身として
プロトン凍結
卵巣は今回
カラスミを作ってみようと思います
白子は初めて食べるので
とりあえず定番の「天ぷら」にすると…
激ウマ‼️
高いお金を出して
タラやトラフグの白子を食べるのが
アホらしくなるレベルの絶品ですね
白子たっぷりボラのチゲ鍋
身も最高に味が乗ってて
ボラのイメージが一新されるような
美味しさです
そしてボラといえば…
「ウス」
喉奥にあるボラ特有の内蔵ですが
食道と胃の間の「幽門」という臓器です
砂肝のようなコリコリ食感で
なかなか他の魚では味わえない
希少部位
串焼き(塩)
煮付け
まだ水温が高く
「寒ボラ」というには全然早いんですが
身に脂がしっかり乗り
真子も白子もベストコンディション
まさに「旬」と呼べるような
12月頭の周防大島産ボラです