釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

みかんの島?

ゆむしです



周防大島の冬といえば
みかん🍊

昨年、一昨年と
名物のみかん鍋を食べて発信しましたが
そろそろ飽き……いやいや

新しい協力隊のN君が
今年はやってくれているので
世代交代(?)をしまして


イジりやすいネタよりも
本質の方に切り口を変えていこうと思います



周防大島のみかんは「何が魅力」なのか


山口県の生産量の8割…といっても
山口県都道府県ランキングで17位
日本全体の生産量の1%程度なので
特に胸張って言えることでもないんです

先日、周防大島みかんをテーマに
卒論の準備をしている大学生に
周防大島みかんの魅力」を
訊ねてみたところ
やはりピンと来ないようでした


そうなんです
「みかん」を「みかん」と捉えている限り
実は何の差別化にもならないんです

みかんの消費量が年々落ちてきているのは
食生活の多様化…などという言い訳の前に
みかん業界の怠慢です



まず「温州みかん」だけでも
100種以上の品種がありますが
一般消費者が何種類知っているかというと…
限りなく0に近いでしょう

そしてそもそも
「温州」
「早生」「中生」「晩生」
………読めます?

みかんについて「知ってもらいたい」という
姿勢がなってないんですよね


じいちゃんばあちゃんが好きなみかんと
子供が好きなみかんは種類が違います


そのまま食べて美味しいみかん



ジュースに向いているみかん



料理のソースに向いているみかん



スイーツ系に向いているみかん


甘味、酸味だけでなく
じょうのうの硬さ等も含めて
それぞれに個性がある品種




みかんをみかんの一言で片付けるのではなく
それぞれの特色、魅力を把握して提案できる
「みかんソムリエ」のような機能があれば
もっとみかんを楽しんでもらえるはず


役所の担当課でも農協でも
今のところ「みかんはみかん」

ブランドみかん「ゆめほっぺ」を
売ってる時点でもう十中八九答えは
出てるんですが

分かっていても
もう一歩踏み出さないのが
田舎あるあるですかね


今卒論頑張ってるであろうあのコが
結論までにそこに気付いてくれたら
もしかすると数年後
みかん業界に光が差すかもしれませんが


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