節分は鯨だとさ①
ゆむしです
今年の節分は2月2日でした
ゆむしが地域おこし協力隊として
周防大島に着任したのが
ちょうど1年前
昨日のことのように
今ハッキリと思い出しはしないのですが
この1年間
なんでもないようなことが
幸せだったと思います
戯れ言はさておき
昨年の節分の記憶がない
多分スーパーに行かなかったのでしょう
見逃していた
節分に関する
水産振興の
重要なネタ
「山口では節分に鯨を食べる」
節分といえば立春
つまりは
農業でいう一年のはじまり
正月みたいなもの
こういう節目に欠かせないのが
「縁起物」
鯨という巨大な存在にあやかることで
大きな目標の達成を願う…とか何とか
スーパーの魚売り場では
汐イワシの隣に鯨肉が並び
お惣菜売り場では
恵方巻の隣に
鯨竜田揚げや鯨メンチが並びます
ちなみにローカルチェーンの
スーパーほど鯨推しが強く
全国チェーンのスーパーでは
ほとんど触れられていないのも
面白いところです
さてと
ゆむしも鯨料理をする為に
鯨肉を購にゅ…
高っっけぇぇ~~❗
ドリップの出た加熱用でも
100gあたり300円近い
国産牛の値段やないか❗
この価格で「商業」成り立つか?
どんなに美味しく調理して
莫大な税金を投入してPRしたところで
消費者は牛肉を買う
そもそも鯨が売れないのは
かわいそうとか
美味しくなさそうとか
知らないとか
そんな話の前に
シンプルに「高い」から
安くて確実に美味しいお肉と
高くて得体の知れないお肉
価格が逆ならまだわかるが
勝負になるはずがないと思うのは
私だけでしょうかね…
猪と豚の比較も同じですが
水産庁からも多額の資金を投入して
鯨肉普及の為の協議会を立ち上げ
下関市を中心に県を挙げて
キャンペーンを打っておりますが
そこまでやるなら
鯨肉は安くならないとおかしい
一部の組織にお金が流れて
終わりじゃなく
消費者がストレスなく買える
品質と価格になって初めて
普及のスタートライン
そのために投じた税金
批判している訳じゃなく
捕鯨反対でもなく
応援、期待している立場として
言わせて頂きますが…
安くできないなら
無理に鯨獲る必要ってあります?
逆に言えば
鯨を獲って商売したいなら
地域経済を活性化したいなら
投じた税金と人財を駆使して
安くする(買ってもらう)為の
イノベーションが起きないと
おかしいですよね
税金を投資した
その費用対効果はどんなものになるか
水産庁、山口県の
お手並み拝見といきましょう
周防大島では鯨獲れないので