ガルパンはいいぞ
ゆむしです
3月26日
ガールズ&パンツァー
最終章第3話公開
第2話が2019年6月なので
2年弱待ったことになりますね
長らく楽しみにしていた作品
早速下松に観に………
え?
…山口県では上映がないだと❗
最寄りは…松山か広島
ということで
最近行ってない方の広島へ
せっかくなので
食い倒れツアーもやります❗
まずは
商工センターのLECTにある
あじフライ神楽坂さくらさん
レインズさんの業態です
続いて
こちらはトリドールさんのお店
上映までちょっと時間があったので
サンマルクカフェさんで
大阪ミックスジュースを頂き
いよいよ観賞です
特典の色紙は
軍神西住とバロン西
内容は…
本編48分でありながら
80分くらいに感じる
濃密な内容で
鳥肌ものでございます
「敵」が存在しない
爽やかな戦車戦という
革新的世界観
映像も音もキャラクターも
どんどん奥行きと魅力が
増していきます
TV放送スタートから約10年
とんでもない名作シリーズとなりました
感想としては
「ガルパンはいいぞ」の
一言に尽きます
帰りに五日市でラーメンを
麺屋多華味さん
二郎インスパイアのお店ですが
麺がわしわし食感ではなく
つるっと滑らか
お腹いっぱい
そしてガルパンで
大満足の1日でした
たまには街に出て
フードビジネスの勉強をしないと
感覚が鈍りますね
「まんがん飯」御披露目
ゆむしです
3月27日(土)
周防大島町 「竜崎温泉」にて
マルシェが開催されました
周防大島町内での
この手のイベントは
ほぼ一年ぶりですが
主催者は
指定管理者として竜崎温泉を
運営する他
町内外に
和食、洋食の飲食店
ベーカリー、スイーツショップ
旅館、ゲストハウスなどを
展開されている
「ちどりグループ」さん
Y社長は周防大島で
ゆむしがお世話になっている
3人の兄貴分の一人で
週末など勤務時間外に
アルバイトとして店舗運営を
お手伝いさせて頂く関係でもあります
コロナ禍が長期化する中で
集客型のイベントを開催することは
非常に勇気の要ることです
ただ、経済の構造として
観光関連の比重が高い周防大島だけに
なんとか集客関連の明るいニュースを❗
と…こういう考え方で
真っ先に行動に移せるのがY社長の凄さ
自社だけでなく地域を背負う覚悟の理念に
強く共感します
主要都市の緊急事態宣言が解除となり
最寄りの都市広島での感染状況が
落ち着いてきた今しかないという判断です
早朝から
お侍茶屋彦右衛門さんに
ご協力を頂き
「浮島まんがん飯」100食を仕込み
会場の竜崎温泉に到着すると…
漁師のHさんが
生きた状態の貝を届けてくれました
パネルは用意してありましたが
実物の説得力はやはり別格です
販売をお手伝いしてくれるのは…
地元の高校生たち
彼らも初めて見る貝が大半のようで
実物に驚いていました
これも「食育」であり
地域社会の学習でもあります
お天気にも恵まれ
マルシェは11時のスタート時刻から
初回にしては大盛況と言える集客
「浮島まんがん飯」を
目当てに来てくださる方もいて
頑張った貝、いや甲斐がありました
イベント終盤には
周防大島の海の幸を使った
ブイヤベースの振る舞いが…
ブイヤベースといえば
南フランスの漁師鍋
フランスで料理修行の経験を持つ
Y社長がプロデュース
こちらも高校生たちが
大活躍です
…4月からは
それぞれの進路として
島外へと旅立つ彼らの
地元の思い出になったとしたら
それもまた良し
準備期間1ヶ月弱
企画からデザイン
出漁、貝の一次処理
試作、協力依頼…
イベントが終わる頃には
ゆむしもヘトヘトでしたが
結果としては
やって良かったと思える
イベントでした
これも皆さんのおかげですね
ありがとうございます❗
「まんがん飯」誕生
ゆむしです
商品開発用に
殻の割れた貝を頂きました
「まんがん漕ぎ」は
鉄の爪で海底を耕しながら
貝を網に入れますので
貝殻が割れてしまうものがあります
割れ方が軽微で
再生可能な貝は海に戻しますが
再生不可能なものは
漁師さんが持ち帰って食べることが多いです
ゆむしは釣りをするので
なんとなく想像できるのですが
割れた貝が
海面からゆらゆら海底に落ちてきたとすると…
周防大島近海は「チヌの楽園」
かなり高確率でチヌの餌に
なっているはず
チヌの価値が上がれば
それは全然無駄ではないのですが
なんとか割れた貝も価値にしたい
決められた期間
決められた時間で
何度も何度も繰り返し網を曳き
ゴミを回収し続ける
漁師さんの姿を見ると
まんがん漕ぎの獲物が
とても貴重に思えます
殻の割れた貝を
鮮度を落とさずに
適切な一次加工ができれば
高い価値になる
昨年初めて
まんがん漕ぎ漁を取材したとき
そう確信しました
あれから一年
イベントで商品化することが
決まりました
企画はゆむし
レシピ化は
周防大島の「有名」シェフ
Aさんに依頼
漁師のHさんと
料理人Aさんに
タッグを組んでもらい
イベントに挑みます
個人的に思うのですが
地域おこし協力隊が
「私の手柄です❗」と
前面に出るよりも
地域の方に主役になってもらう企画の方が
持続しやすいと思います
地域おこし協力隊は
任期最長3年
いずれは退任する存在
それよりも
プロジェクトの趣旨を
事業に取り入れて
継続してくれる方に
アイデアを託した方が
確実に地域の力になるはず
限定100食
ワンコインの500円で特別販売
本当の狙いは…
来シーズン以降の
「ご当地料理化」です
海底で戦車道です③
ゆむしです
マンガン漕ぎは
海底をさらう漁
上がって来る魚種は多種多様
ドサッとこんな状態から
選別していきます
灰色の管状のゴミが
どっさり入るのですが
これはどうやら
ゴカイやイソメの仲間の
「巣」らしいです
ヒトデやナマコの仲間
ウニの仲間…
私のハンドルネームになった
「ゆむし」も入ります
網を上げたらまず
魚類を選別し
出荷するものは
生け簀に移します
続いて貝類の選別
アカガイ
トリガイ
スダレガイ
イタヤガイ
タイラギ
沖サザエ(ミヤコボラ)
などなど多彩な顔ぶれ
まだまだ大きくなるそうです
こちらは成長途中のリリースサイズ
昨年春に放流したものは
このくらいのサイズに育っているはず
昨年アカガイの種苗放流を
手伝ったゆむしの図
↓
大当たりの獲物は…
ヒラメ
ガザミ
写真は撮れませんでしたが
25cm級の立派なクルマエビも
2本入りました
こちらは「ミミイカ」
可愛いですが
商品にならないのでリリース
そして栄えある漁獲量ダントツNo.1は…
ゴミ
この漁は
海底からゴミを引き上げる作業と言っても
過言ではありません
さらに
全身泥まみれになる
超ハードワーク
海のどぶさらい
海岸のゴミは誰の目にも見えるので
漂着しやすい漁具のフロートや
牡蠣養殖のパイプ等が
槍玉に挙げられがちですが
海中にあるゴミの大部分は…
少なくとも漁で上がってくるゴミを見る限り
どうやら我々消費者の
生活ゴミのようです
海底で戦車道です②
ゆむしです
このおじさん
漫画に出てきそうな
The 漁師
という風貌です
漁師には違いないのですが
町会議員も勤めた
地域活性化のキーパーソン
ゆむしが周防大島に着任した直後から
色々と気にかけて頂き
地域のことや
漁業水産業のことなど
たくさんの事を教えてくれる
素晴らしい先輩です
ちなみにゆむしが
縁もゆかりもないこの島を
一年間である程度
把握できたのは
三人の「兄貴」のお陰で
そのうちの一人が
このHさん
私のミッションをしっかり理解して
地域のために利用してくれる
活かしてくれる存在です
そもそも地域おこしなんて
意識の高い移住者が一人来たところで
どうにもならないもの
地域に元気を❗
…なんて偉そうに考えていると
なかなか上手くいかないものです
信頼できる人たちに
使ってもらってナンボなんです
「協力隊を上手く使ってやろう」という
先輩方がいてはじめて
地域で立ち回ることができるんです
Hさんは細かくこうしてくれとは
言いませんが
確実に要所要所で
見るべき光景を
見せてくれます
お前なら意味を理解できるだろうと
本当にありがたい存在です
単なる楽しい漁業体験ではなく
希望となる可能性や
立ちはだかる課題を読み取り
消費者視点で
フードビジネスマン視点で
第一次産業の
漁業水産業の
海の現実を捉え
未来を見据えて発信する
それがゆむしのミッションだと
下手すればゆむし以上に
理解してくれている存在です
海底で戦車道です①
ゆむしです
冬は戦車の季節
そう、ガルパン劇場版最終章
第3話が3月26日公開
映画館へ
パンツァー・フォー‼️
…ではなく
漁業のおはなしです
小型船底曳網漁「戦車漕ぎ」
山口県では
「マンガン漕ぎ」と呼ばれる
砂泥の海底をゴリゴリ耕しながら
砂に潜る貝類や甲殻類
魚などを獲る漁です
ベテラン漁師のHさんから
「今年も乗りに来い」と
有難いお誘いを頂き、いざ乗船
ちなみに昨年は…
あまり思い出したくない
荒波にやられて
マーライオン化した記憶
そもそも漁船に乗る前段階の
離島に渡る定期連絡船で
すでにグロッキー状態でした
天気の神がいるのなら
いくらか金を握らせたいくらいの
強い祈りを捧げた結果
まあまあの凪‼️
朝いちガッツポーズからの
薬物使用
その甲斐あってか
船上で動けるレベルに絶好調
首元にGoProを固定し
昨年泣く泣く途中棄権となった
体験取材を敢行します
それでは…
吶喊!!