海底で戦車道です③
ゆむしです
マンガン漕ぎは
海底をさらう漁
上がって来る魚種は多種多様
ドサッとこんな状態から
選別していきます
灰色の管状のゴミが
どっさり入るのですが
これはどうやら
ゴカイやイソメの仲間の
「巣」らしいです
ヒトデやナマコの仲間
ウニの仲間…
私のハンドルネームになった
「ゆむし」も入ります
網を上げたらまず
魚類を選別し
出荷するものは
生け簀に移します
続いて貝類の選別
アカガイ
トリガイ
スダレガイ
イタヤガイ
タイラギ
沖サザエ(ミヤコボラ)
などなど多彩な顔ぶれ
まだまだ大きくなるそうです
こちらは成長途中のリリースサイズ
昨年春に放流したものは
このくらいのサイズに育っているはず
昨年アカガイの種苗放流を
手伝ったゆむしの図
↓
大当たりの獲物は…
ヒラメ
ガザミ
写真は撮れませんでしたが
25cm級の立派なクルマエビも
2本入りました
こちらは「ミミイカ」
可愛いですが
商品にならないのでリリース
そして栄えある漁獲量ダントツNo.1は…
ゴミ
この漁は
海底からゴミを引き上げる作業と言っても
過言ではありません
さらに
全身泥まみれになる
超ハードワーク
海のどぶさらい
海岸のゴミは誰の目にも見えるので
漂着しやすい漁具のフロートや
牡蠣養殖のパイプ等が
槍玉に挙げられがちですが
海中にあるゴミの大部分は…
少なくとも漁で上がってくるゴミを見る限り
どうやら我々消費者の
生活ゴミのようです