釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

「まんがん飯」誕生

ゆむしです



商品開発用に
殻の割れた貝を頂きました

「まんがん漕ぎ」は
鉄の爪で海底を耕しながら
貝を網に入れますので
貝殻が割れてしまうものがあります

割れ方が軽微で
再生可能な貝は海に戻しますが
再生不可能なものは
漁師さんが持ち帰って食べることが多いです


ゆむしは釣りをするので
なんとなく想像できるのですが

割れた貝が
海面からゆらゆら海底に落ちてきたとすると…
周防大島近海は「チヌの楽園」
かなり高確率でチヌの餌に
なっているはず


チヌの価値が上がれば
それは全然無駄ではないのですが

なんとか割れた貝も価値にしたい



決められた期間
決められた時間で
何度も何度も繰り返し網を曳き
ゴミを回収し続ける
漁師さんの姿を見ると

まんがん漕ぎの獲物が
とても貴重に思えます



殻の割れた貝を
鮮度を落とさずに
適切な一次加工ができれば
高い価値になる

昨年初めて
まんがん漕ぎ漁を取材したとき
そう確信しました



あれから一年

イベントで商品化することが
決まりました


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企画はゆむし



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レシピ化は
周防大島の「有名」シェフ
Aさんに依頼

漁師のHさんと
料理人Aさんに

タッグを組んでもらい
イベントに挑みます


個人的に思うのですが
地域おこし協力隊が
「私の手柄です❗」と
前面に出るよりも


地域の方に主役になってもらう企画の方が
持続しやすいと思います


地域おこし協力隊は
任期最長3年
いずれは退任する存在

それよりも
プロジェクトの趣旨を
事業に取り入れて
継続してくれる方に
イデアを託した方が

確実に地域の力になるはず


限定100食
ワンコインの500円で特別販売


本当の狙いは…
来シーズン以降の
「ご当地料理化」です

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