貧乏くじは任せろ！
ゆむしです
12月頭に
広島で物産展をやります
この物産展は地域のブランディングに
地域の人たちが積極的だった頃は
盛り上がったイベントのようですが
近年ではその熱も冷めたようで
広島広域都市圏としての
活動に参加していたリーダーたちも離れ
商品を扱う事業者も参加しなくなり
観光協会事務局に押し付けられ
その幹部すら
面倒くさくなっている行事
じゃあ辞めれば良いというのが
もちろん正論なんですが
自治体として「辞めます」とは
言いにくいので
毎年押し付け合うように
罰ゲームのように
貧乏くじを引いた人が
行くというイベント
過去に参加した
元地域おこし協力隊員からも
「商品持って行ってもどうせ売れないよ」と
冷たく言い放たれる始末…
まぁ、地域おこし協力隊を
募集している自治体はだいたい
そんなイベントや行事や団体が
ゴロゴロしているもんです
そんなことを愚痴ってたら
キリがない
今回は
2月着任のゆむしと
7月着任のアクティブ姉さん
2人の新人協力隊が
栄えある実行部隊に選ばれました
しかもコロナ感染対策で
試食なし
大声の呼び込みなしという
ハンデ戦
逆境にこそ燃える
天の邪鬼ゆむしは
いかに爪痕を残すか
どう暴れるか
衰退イベントの既成概念を
いかにぶっ壊すかを
本気で見せてやろうと
ワクワクしております
水産振興担当のゆむしは
当然「海産物」推し
この「ひじっ好」は
常温保管できて
そのままおつまみのように
食べられる
味付けのひじきで
水で戻して味付けして煮込んで…
みたいな工程が
一切必要なく
ふりかけみたいに
トッピングできちゃいます
まさに「時短」食材
カンタンに栄養が摂れちゃう
優秀食材です
本来なら
「そのまま食べられる」ので
当然試食してもらえば
話は早いのですが
今回はNG
つまり
丸腰でプレゼンしろと…
だから
みんな行きたくないんだね(笑)
ゆむしはそんなハンデも
踏み越えていく根性を
数々の修羅場を経て
身につけてきました
「エア試食」
つまり、家で料理している光景や
味を想像してワクワクできるレシピを
パネルにして
味覚の代わりに視覚に訴えかける作戦
やれることをやり尽くして
それでも意味を見出だせなければ
堂々と辞めれば良い
その判断ができるのは
本気で準備して
本気でやった人だけ
経費の原資は「税金」なのだから
必死でやるのが当たり前
来年やる人のハードルを目一杯上げて
本気じゃなきゃできないようにしてやるのが
今回の裏の目的です
