釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

フカセシーズン到来

ゆむしです



協力隊任務以外に
土日祝日も仕事をしているので
水曜定休は貴重

強風でない限り
釣りには行きたい水曜日


そろそろエサ取りが減ってきたのと
ウマヅラが旨くなり
肝が大きくなる季節

フカセの準備をして
水深のある I港へ

ここは食事スイッチの入った
30cm級のグレがボトムから
ガンガン飛び出してくるポイント


コマセが効いてくると
どこからともなく
大量のウマヅラが
ゆらゆらと集まってくるのが
偏光グラスで見えます



ただし、グレのお食事タイムは短く
タイミングを逃すと一切反応がないことも
この日もグレ狙いの釣り人たちが
何人かお帰りになりました


エサ取りのスズメダイをかわして
エサ取りのチャリコを釣る
ウォーミングアップをしながら
コマセを撒きすぎず
途切れさせず
調整しながら

ランチタイムに長財布を抱えて
一斉に飛び出してくる
丸の内OLのような
グレを待ちます


偏光グラスは必需品
エサ取りの下に
かすかに水色に光る影が
湧いてくるのが見えます

このボーナスタイムは
昨年通った南房総富浦で学んだ現象


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足裏サイズ(25~30cm)が
入れ食い状態のボーナスタイム
このチャンスに
仕掛けが合っていないと
撃沈です

浮きすぎても
沈みすぎてもダメ

コマセに群がるエサ取りを
蹴散らすように
突き上げてくるグレが
違和感なくエサと認識できる動き
エサ取りに触らせない
仕掛け投入コース取り

コレがフカセの楽しみのひとつ
半遊動の範囲と
針、オモリの重さ
ウキの浮力を調整して
狙ったタナだけゆっくり自然に流す
これが理解できるまで
かなり苦労しました

仕掛けの浮力を
即変えられるように
ゆむしが多用するのが
「カン付き」ウキ

絡みやすいという欠点はありますが
仕掛けを切らずに
ウキだけワンタッチで交換できるのが
メリットです


グレタイム終了後は
ウマヅラを狙います

ウマヅラ狙いは
仕掛けの「感度」勝負
食わせるのは簡単ですが
掛けるのが大変

ヤツらは
ウキやラインをほとんど動かさずに
エサを食べる達人

なんとか掛けたのは…



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約35cmの良型
まだ肝は肥大化していないようです


入れ食いでもなく
ボウズでもない
いちばん楽しめるパターンの
釣りで満足したあとはお食事


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新鮮ゴリゴリの
ウマヅラは刺身で肝醤油つき
グレは皮をバーナーで炙った
「焼き霜造り」で


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グレは2匹お持ち帰りしたので
漬け丼もできました

肝パンカワハギ
寒グレ
寒チヌ

フカセのシーズンが
始まりますよ~


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