はじめての一夜干し
ゆむしです
一夜干し第1号ができました
周防大島産クロソイの一夜干し
(釣物・活〆)
鮮度抜群の状態で
三枚におろし
塩水(酒・唐辛子少々入り)に漬け込み
屋外(夜間・強風)で3時間干し
冷蔵庫で30時間熟成させた逸品です
↑はじめてなので何となくです(笑)
前後に多少縮んで
その分厚みが出ました
こちらを焼いていきます
あ、家庭で魚焼くのって
面倒だと思ってる人多いですよね
近年の魚離れの原因のひとつに
共働きの家庭が増え
「家事の時短」が
重視されるようになったから
というものが挙げられますが
後片付けがほぼゼロの焼き方で
今回は焼いていきます
フライパンにアルミホイルを敷き
その上で一夜干しを焼きます
「くっつかない調理用アルミホイル」が
あれば便利ですね
蓋をして焼くと
中まで火が通りやすくなります
過熱が完了したら…
アルミホイルごと持ち上げて
オーブントースターへ
表面に「カリッと感」をつけます
この方法なら
表面は焦げているのに
中に火が通っていないという
ありがちな失敗は防げます
後片付けは…
アルミホイルを捨てるだけ
超カンタン
脂が燃えないから
煙も出ないですよ
焼き上がりが…
こんな感じ
イイ香りです
中はふっくらジューシー
口に含むと
「焼魚」に「出汁」の味が加わったような
複雑な旨味が濃い
あっさり系の白身魚なので
それが良くわかります
表面を乾燥させることで
身が熟成されて増える
閉じ込められた水分に染み出して
スープのようになると…
「味を引き出す」の理屈がわかった気がします
魚の身の中で
スープ(出汁)に
味を足して調整すること
正確には
その魚の持つスープ(出汁)に
合う味を予測して
先に仕込んでおくこと
それが「醤油干し」「みりん干し」等の
「タレ干し」ということか❗
干物食べる時って
大概酔っ払ってるから
深く考えたことはなかったので
今回やってみてはじめて
気付いたことです
干物職人、すげーな…
半身残ってる分は
冷蔵実験に回します
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