釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

子供と学ぶ地域社会学②

ゆむしです



全校生徒60人くらいの中学校


初日のグループワークは
「マンダラチャート」を作りながら
たくさんアイデアを出す中で
優先順位や可能性の高いアクションを
絞っていく作業です


ゆむしの担当は
2グループ12名

「移住・定住」をテーマに
どうすれば町が活性化するか

付箋がたくさん貼り付けられる中で
彼らが欲しているものや
物足りないと感じているものが
浮かび上がります

…コンビニ増やしたいんだな
…遊ぶ場所が欲しいんだな


これを知るだけでも
私たち大人は勉強になりますね



付箋を貼って
たくさんアイデアが出たはいいけど
そこから先をどう掘り下げていいか
迷っている様子

大島が賑やかになりそうなものが
たくさん並んでいますが
SDGsに絡めるにはもう少し
具体化が必要


どうやら2グループとも
テーマパークを作りたいようですね😊



ここで彼らに第1ヒントを出します


・移住で大島の人口が1人増えれば
 その人が住んでいた地域の人口は
 1人減ります。
 持続可能な社会にするには
 どうすれば良い?


…ちょっと難しいかな


ただ驚くことに彼らの反応は速く
「インドの人に移住してもらえば?」と

人口が増えている国として
習っていたんですね😆


大人ならすぐ
「東京一極集中」「地方と中央の格差」が
思い浮かびますし

ゆむしも最初のステップとしては
東京や大阪からの移住という
発想を想定していましたが
ポーンと飛び越えてくれました


彼らはなんとなく
首都圏にお金を稼ぐ力を集中させることで
日本経済の柱を作っていることに
気付いていたようです


ここから彼らの思考が開花します

貧困に苦しむ国の人がテーマパークで
働けるようにする

…で止まらないんですよね



「世界中の天才が集まる大学をつくる」

彼らはワールドクラスの頭脳を
大島に誘致しようと言い始めました

驚きましたね💦


できるできないは別として
普通の大人が考えもつかない
究極のアイデアですよね


彼らが描く周防大島には
世界と直接繋がる空港があり
人材育成のための大学があり
テーマパークには雇用と集客があり

海水を汲み上げて山頂から滑る
ウォータースライダーがあり
海岸を一周しながら
景色を楽しむロープウェイがあり
空き家を使った「猫カフェ」や
「ウリ坊(小イノシシ)カフェ」があり
猪が大きくなると
食用になるとのことです😆

猫や猪に病気が流行らないように
大学には獣医学科があり
学生が動物たちを管理して…

ひとりの子がボソッと
「私獣医になりたい」と

なんとそこに
自身の参画をイメージしている
子もいたんです




…お前ら

説明書なしでスマホを使いこなし
物心ついた頃から世界中の情報に
触れてる世代は

大人のディスカッションのレベルを
1ヒントで超越してくんのか

子供扱いしてごめんよ💦

にほんブログ村 その他生活ブログ 街づくり・地域おこしへ
にほんブログ村