子供と学ぶ地域社会学②
ゆむしです
全校生徒60人くらいの中学校
初日のグループワークは
「マンダラチャート」を作りながら
たくさんアイデアを出す中で
優先順位や可能性の高いアクションを
絞っていく作業です
ゆむしの担当は
2グループ12名
「移住・定住」をテーマに
どうすれば町が活性化するか
付箋がたくさん貼り付けられる中で
彼らが欲しているものや
物足りないと感じているものが
浮かび上がります
…コンビニ増やしたいんだな
…遊ぶ場所が欲しいんだな
これを知るだけでも
私たち大人は勉強になりますね
付箋を貼って
たくさんアイデアが出たはいいけど
そこから先をどう掘り下げていいか
迷っている様子
大島が賑やかになりそうなものが
たくさん並んでいますが
SDGsに絡めるにはもう少し
具体化が必要
どうやら2グループとも
テーマパークを作りたいようですね😊
ここで彼らに第1ヒントを出します
・移住で大島の人口が1人増えれば
その人が住んでいた地域の人口は
1人減ります。
持続可能な社会にするには
どうすれば良い?
…ちょっと難しいかな
ただ驚くことに彼らの反応は速く
「インドの人に移住してもらえば?」と
人口が増えている国として
習っていたんですね😆
大人ならすぐ
「東京一極集中」「地方と中央の格差」が
思い浮かびますし
ゆむしも最初のステップとしては
東京や大阪からの移住という
発想を想定していましたが
ポーンと飛び越えてくれました
彼らはなんとなく
首都圏にお金を稼ぐ力を集中させることで
日本経済の柱を作っていることに
気付いていたようです
ここから彼らの思考が開花します
貧困に苦しむ国の人がテーマパークで
働けるようにする
…で止まらないんですよね
「世界中の天才が集まる大学をつくる」
彼らはワールドクラスの頭脳を
大島に誘致しようと言い始めました
驚きましたね💦
できるできないは別として
普通の大人が考えもつかない
究極のアイデアですよね
彼らが描く周防大島には
世界と直接繋がる空港があり
人材育成のための大学があり
テーマパークには雇用と集客があり
海水を汲み上げて山頂から滑る
ウォータースライダーがあり
海岸を一周しながら
景色を楽しむロープウェイがあり
空き家を使った「猫カフェ」や
「ウリ坊(小イノシシ)カフェ」があり
猪が大きくなると
食用になるとのことです😆
猫や猪に病気が流行らないように
大学には獣医学科があり
学生が動物たちを管理して…
ひとりの子がボソッと
「私獣医になりたい」と
なんとそこに
自身の参画をイメージしている
子もいたんです
…お前ら
説明書なしでスマホを使いこなし
物心ついた頃から世界中の情報に
触れてる世代は
大人のディスカッションのレベルを
1ヒントで超越してくんのか
子供扱いしてごめんよ💦