釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

温泉むすめ

ゆむしです



「温泉むすめ」

ご存知でしょうか?


ウマ娘
艦娘
モーニング娘
鉄骨娘ww

むすめは色々いますが


全国各地(実は台湾まで)の
「温泉地」に
それぞれかわいらしい女の子の
キャラクターをつくって
PRするという企画で
地方創生のプロジェクトとのこと


観光庁が後援
つまり政府公認ですから
萌え系企画としては画期的かもしれません

スポーツ文化ツーリズムアワード2021で
「新しい観光賞」も受賞しています



面白いのは
「温泉むすめ」というコンテンツを
積極的に活用している温泉地もあれば
そうではない温泉地もあること



自治体が公認キャラクターにしたり

二次元キャラクターにもかかわらず
観光大使」に任命されたり

地域の「看板娘」として
活躍しているコもいます



山口県では湯田と長門
キャラクターが設定されていますが
残念ながら特に何も動きがありません



なので対岸の愛媛松山

道後温泉


道後泉海(どうごいずみ)ちゃんを
見に行ってきました


道後温泉観光案内所には
泉海ちゃんのパネルがあるだけじゃなく


温泉むすめファンが
他の温泉地で買った温むす缶バッジを
絵馬のように奉納している場所が
あり

国内旅行に
新しい観光動線ができているというか

目的地としてライバルだった
各温泉地が
繋がっています

これは凄いことですよ‼️


温泉街の商店が
キャラを使った
オリジナルグッズを作ろうと思えば
デザインしてくれるらしく

もちろん有料ですが
高くはないと
観光案内所の方が
おっしゃってました

実際に道後温泉のだんご屋さんが
だんごを持った泉海ちゃんの
缶バッジを製作していて

缶バッジきっかけで
温泉むすめファンが
だんごを買ってくれるように
なったそうです


何が素晴らしいって

コロナで集客が減ったことに対して
自力で足掻こうとせず
政府の支援を当てにしているだけの
事業主、地域組合、自治体だらけの
現在の日本で

キャラクターを活用しながら
自らの力で、新しい繋がりを築き
打開しようという動きがあることは
大きな希望だと感じます


キャラはただの画であっても
そこに繋がりや奥行きをつけ
キャラのファンが地域のファンになることを願い
キャラの世界観に
歩み寄って行った地域の
ポジティブな雰囲気を
肌で感じました


こういったアクションも
地域の魅力を磨くことのひとつですね

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