ゆむしです
今年もあと数日で終わり
早いもので
地域おこし協力隊の任期も
あと1年ちょっとになりました
…ということは
退任後のお仕事について
そろそろ具体的に
イメージしておかなければ
いけない時期でもあります
この地に定住して
何をやるべきか
都会での経験や実績
地域おこし協力隊としての学び
そしてその「合わせ技」…
地域の武器と
自分の武器を
どう融合させるか
世はまだまだコロナ禍
市場の動きは読みづらい状況で
どこに勝算があるのか
何で差別化できるのか
誰とビジネスパートナーになるべきか
そんな中
ありがたいことに
その光を見出せそうな
プロジェクトに
参加させて頂けることになりました
「プロトン凍結機」
町の補助を受けて
漁師さんグループが
この春導入された
ハイテクマシンです
冷風、磁気、電磁波を組み合わせて
食材の中にある水分の粒を
膨張させずに冷凍できる機械
液体に浸けるタイプよりは
冷凍速度は遅くなりますが
パックに入れなくても
凍らせられるメリットがあります
例えばこのカナガシラ
内臓、エラ、鱗を除去した
「セミドレス」状態にして…
ガッチガチですが
水分の膨張で
筋肉繊維や細胞が
壊れていないので
解凍しても
ドリップが出ず
身もプリプリです
料理上手の漁師さんが
アクアパッツァにしてくれましたが
煮ても全然崩れません
もちろん
お刺身でも食べられますが
アニサキスなどの寄生虫や
腸炎ビブリオなどの菌も
マイナス35度で冷凍することで
死滅しますので
生より全然安心です
まさに産地の鮮度を閉じ込めて
時間を止められるマシンですね
地域の水産振興活動の中で
このマシンを使い
商品開発や企画営業のチャレンジを
させて頂けることになりました
今はまだ、倉庫にスーパーマシンが
設置されているだけの状態
それを漁師さんと力を合わせて
事業に育て上げるプロジェクトです
現在、事業のビジョンを話し合っている
段階ですが
非常に大きなやり甲斐を感じますね
地産地消に関する事業開発
協力隊任期中に本格的に取り組みながら
ナレッジ構築やマーケティングができる
大チャンスです
もちろん簡単ではありませんが
地域の為にも
自身の為にも
未来に繋がるアクションにしたいですね