釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

防災と釣り道具①

ゆむしです



コロナ禍で加速した
釣りブーム

手軽に岸壁や防波堤でできる
「おかっぱり」の釣りは
入門編としては最適ですね

船や磯はやはり
足場が安定しないので

踏ん張りがしっかり効く
平坦な足場が
初めは安心です




では防波堤や護岸が
本当に「安全」かというと
実はそうではありません

落水してしまうと
海面に対して垂直に立っている
人工物の為
這い上がることが
非常に難しい構造になっているのです


階段や梯子が付けられている
堤防もありますが
落水した位置から

衣服が吸水して重くなり
急に冷水に飛び込んだショック
場合によっては打撲などもあり
パニックになりがちな状況で

たとえ救命具を着けていたとしても
たどり着けるかどうか


救命具も
膨張式のタイプが膨らまないリスク
牡蠣殻などに接触して
裂けてしまうリスクもあります



落水は実は
一般的に考えられている以上に
危険な事故なんですよね



どんなに気をつけていても
落水リスクはあります

ゆむし自身が経験したのは

波の穏やかな日の防波堤で
海面までの距離は1m程度

普段なら全く問題ないのですが
たまたま近くを大型船舶が通り
その曳き波が
海底地形などの影響を受け
たまたまゆむしの釣り座付近で
一気にせり上がりました


膝くらいまでの高さで
波を被った訳ですが
やはり勢いに圧され
手をついて倒れてしまいました

荷物は全部海の中へ…

ロッドケース
バッカン
クーラーに
荷物はまとめており

沈むはずのタモ網も
タックルボックス
ロッドスタンドに差していたおかげで

幸い全て回収できましたが

手持ちのロッドは
転倒の際に先が折れてしまいました



まあ、その程度で済んだのは
ラッキーだったのでしょう

海水に浸かってしまった道具を
全て洗ってメンテナンスするのに
丸1日かかりましたが💦



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ゆむしの場合
ほとんどが単独釣行なんですが

もし同行者が落水した場合
もしくは
たまたま釣り場で
落水事故に遭遇した場合に備え


別に専用の救助器具を
持っている訳ではないのですが

自身の釣り道具を駆使して
救助もしくは
救助までの時間稼ぎができるよう
シミュレーションはしています


まあ、出番がないのが
いちばんなんですが

釣り人としての心掛け

マナーと同じくらい
危機管理は大切なことだと
認識しています


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