地方で食べるべきもの
ゆむしです
首都圏から
山口県の田舎に移住して
もうすぐ2年といったところ
「ご当地グルメ」の
考え方も結構変わりました
地方に行って
その土地「ならでは」の
食を楽しむということは
以前イメージしていたものとは
少し違っていましたね
一匹数十円のお魚
こちらは
コショウダイと
セトダイです
煮付けとしては
存在感もボリュームも十分
煮魚定食のメインを堂々と
務められるレベルで
もちろん味も最高です
もう一度言います
一匹数十円ですよ
こんな安い魚
都会に出荷するなら
下手すると本体より運賃の方が
高くなっちゃうので
ご近所で消費されます
…これこそが
ご当地「ならでは」の食材
ウルメイワシ
一匹税込25円
鮮度が良いウルメイワシは
刺身がいちばん
これを都会に出荷すると
食卓に上がる頃には
鮮度が落ちてしまいます
運賃や問屋の利益分価格が上がり
鮮度が落ちるという
売れ残りリスクを冒してまで
出荷するメリットがないのです
もちろん煮ても焼いても
美味しいんですけど
価格が上がるなら
別に他の魚でもいいか…
と考えるのが自然
そう、その土地でなければ
食べられない食材とは
「安い」食材なんです
高い価格で評価なら
そもそも人口の多い
都会に売るはずですし
ぶっちゃけ同じ金出すなら
都市部のお店で食べた方が旨い
なぜならお店や料理人が
激しい競争の中で
揉まれているから
地方の旅館に泊まって
伊勢海老や鮑や
カニ、和牛ステーキを
高いお金を払って食べる
本人がそれで良いなら
否定はしませんが…
別に地方で食べなくても
近くでもっと美味しく食べられるよと
思ってしまいます
コロナウィルス感染拡大も
現在一時的に小康状態
海外旅行に普通に行けるまでには
まだまだ時間がかかりそうなので
感染防止対策をしながら
国内旅行を楽しむことが
旅好きの皆さんの選択肢になりますが
旅先で味わいたい料理は
ガイドブックや
まとめサイトに載っているそれで
本当に良いのか
今一度よく考えてみると
その土地でしか味わえない
新鮮な体験に
出会えるかもしれませんよ😊