釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

あんこうチーム

ゆむしです



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山口県の隠れた名物
「アンコウ」

下関を拠点とする
沖合底引き網漁での水揚げは
港単位でいうと日本一とのこと

知らなかった…


常磐もののイメージが強いので
北茨城の大津港とか
福島のいわき、小名浜あたりかと
思ってました

そして広告塔は
ガルパンの聖地「大洗」



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会長が西住殿を接待(?)する際も
あんこう鍋でしたが

ポン酢で食べるということは
あっさり醤油系の
大衆向けあんこう鍋のようです

西住殿は熊本の子なので
その方が無難ですね😊



実は常磐あんこう鍋には
もう1つのレシピがあり
そちらは上級者(マニア)向け
濃厚強烈鍋になります



「どぶ汁」



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この顔の食材で
この名前ですから

知らない人なら
躊躇して当然かもしれません



どぶ汁の旨味の決め手は
「あんきも」

とにかくこれがないと始まりません



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まずは土鍋で
あんきもを香ばしく炒ることで
独特の強烈な旨味が生まれます


あんきもに味噌を加えて
さらに炒り…


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アンコウの身を加えます


アンコウから出た水分で
徐々に味噌がゆるく溶けていき


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白菜などの野菜を加えると
さらに水分が出て
いつの間にかスープが
増えていく

無水鍋」ですね


あんきもの風味際立つ
野菜とアンコウの旨味が
凝縮された
濃厚味噌スープに仕上がるので

タレや薬味も不要
クセはありますが
マニアにはたまらない
強烈な旨味


そして〆は
「おじや」


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残った濃厚スープに
ごはんを入れるだけ

卵も必要ありません


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…これがまた最高に旨い❗



山口県で「どぶ汁」は
聞いたことないですが

下関と繋がりが深い
対岸の韓国では


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「アグチム」という
濃厚な蒸し煮料理があるので


意外とどぶ汁も
好まれるかもしれませんね


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