「ビスク」とは?
ゆむしです
半月ほどブログの存在を
忘れておりました💦
こういうのは
コツコツやらないと
ダメですね…
今日は「エビ」のお話
エビ料理で面倒なポイント
「殻剥き」
なので一般的には
「ムキエビ」が人気です
芝エビクラスの中型は特に
ほぼほぼ「ムキエビ」として
流通しています
ベトナムとかタイの人たちが
地道にムキムキしてくれているんですね
ありがとうございます
一方、田舎の港の直売所では
ブトエビ(サルエビ)です
殻付きというか、
獲れた状態のまま
即パックに詰めて
並べられています
これを剥きエビにして
並べたら
鮮度は落ち
人件費が加算されて
価格が上がるのですが
安くて美味しい国産エビを
食べるためには
殻や頭と向き合うしかありません
どうせ面倒な作業をするなら
価値ある見返りが欲しいものですが
そこで提案したいのが…
「ビスク」というスープ
天下のクノールさんが
手を出している以上
旨くないわけがありません
ビスクはフレンチの手法で
オマール海老等の殻を
炒めて旨味を抽出し
さらに砕いて裏漉しした
濃厚スープで
クリームと合わせられる
ことが多いそうです
…が、
スープとして仕上げるのは
結構難しそうなので
ビギナーは
「ビスク風カレー」を
つくりましょう
まずはエビを剥きます
脚も殻も頭も
バラバラになっても良いので
炒めます
オリーブオイルに
輪切り唐辛子を加えましたが
普通にサラダ油でも
バターでもマーガリンでも
良さそうですよ
ある程度味が出たら
白ワインと水を加えて伸ばし
フードプロセッサーに
網で濾せば
殻の香ばしさと
海老味噌の旨味溢れる
濃厚な海老スープが
抽出されます
あとはこのスープを使って
カレーをつくるだけ
まあ、せっかくなので
シーフードカレーが
良いと思います
ブトエビの剥き身と
小型のケンサキイカを使って
できたのがこちら
瀬戸内ビスク風
シーフードカレー
地中海オーラがあって
最高に旨いです
ビスク風にすると
エビの存在感が
スゴいですよ~
こんなに旨いなら
剥くモチベーションになりますね