グチ?ニベ?イシモチ?
ゆむしです
職業柄、魚介類に関する勉強は
日々頑張っておりますが
見分けが難しい魚も多く
底知れない奥深さを
感じているのも事実
イシモチの仲間は特に
見た目が似ているのと
地方名が多いので
ややこしいところです
イシモチ
グチ
シログチ
クログチ
ニベ
ホンニベ
オオニベ…
総称だったり
単一種だったり
地方名だったり
見た目そっくりな魚たちですが
最大でどのくらいまで育つかというと
イシモチ ~40cm
ホンニベ ~70cm
オオニベ ~150cm
全然違います💦
イシモチの仲間は
味に定評があるのですが
刺身などではなく
蒲鉾などのすり身や
加工品で活躍する類の魚です
ちょっと水っぽいんですね
こちらはホンニベの切り身
450g前後で300円
安い魚です
「水っぽい」を逆手にとって
「ジューシー」な唐揚げに
味噌漬けにすることで
脱水とともに味を入れ
焼くと絶品です
なぜメジャーな料理に
なってこないのか
不思議なくらいに
美味しい
実は最大種の「オオニベ」
幻の魚、怪魚と呼ばれる
希少な魚なんですが…
意外にも宮崎県では
養殖されています
ホンニベは
天然物が「うじゃうじゃ」います
毎年毎年
サンマが獲れない
マグロが減った
カニを○国に根こそぎ獲られる
イカが消えた…
などと大騒ぎしていますが
他の魚に目を向ければ
いくらでも代わりはいます
人間が地球の全てを
牛耳っているつもりなのかもしれませんが
そう簡単に
海の生命力を奪うことはできませんよ
地震
ゲリラ豪雨
猛暑
海面上昇天下
地球の長い歴史の中では
珍しくもない日常の出来事
海や自然を矯正しようとするより
海や自然の力に寄り添った
経済活動をする方が
賢明な生き方のような気がしますね