ゆむし教壇に立つ
ゆむしです
先日、地域の県立高校から
お声かけを頂き
1年生の地域学習カリキュラムの
外部講師をさせて頂きました
正直に言うと
かなり緊張しました(笑)
大人相手のセミナーや
勉強会と違い
相手はまだ純粋な
ティーンエイジャー
変な角度から
芯を食うような表現をしてしまうと
強烈な説得力を持ってしまう
危険性がありますので…
事前にスライド等の資料や構成を
担当の先生に確認して頂き
念入りに準備しました
そもそもゆむし自身の高校時代を
思い返すと
ひねくれ尖り全盛期
大人の言ってることには
相当な矛盾があると気付いてしまい
裏側のカラクリに興味を持ち
あら捜しをするようなヤツで
ヤ○キーや○二病とは
全く違う角度の厄介者
先生を「税金泥棒」と呼び
集会でヤジを飛ばすという…
もちろん今は深く反省しております
m(_ _;m)三(m;_ _)m
周防大島高校の皆さんは
そんなゆむしの高校時代とは違い
礼儀正しく真面目です
皆さん真剣に耳を傾けてくれて…
飽きる様子があれば
箸休めに挟もうと考えていた
「ボケ」の類いは
全て封印です(笑)
非常に有難いことなんですが
ウケる空気じゃない
50分の持ち時間
こちらも終始真剣に
全力でやらせて頂きました
コロナ感染防止対策として
暑い体育館での授業
スライド資料があるので
暗さもある中でも
皆さん真剣にメモを取りながら
聴いてくれる姿…
彼らは学生生活の中で
コロナ禍による
様々な制限を経験している世代
学校行事や部活などでも
やりたいことに伸び伸び取り組めない
そういう世代
仲間と並んで勉強することが
「当たり前」じゃないという
機会の大切さを体感している
彼らだからこそ
学べる時間を大切にしている
そんな風に見えました
立派な子たちです…
後日担当の先生から
生徒さんたちの
分析や感想メモの
抜粋が送られてきました
恐る恐る熟読しましたが
内容を前向きに捉えてくれたようで
ホッとしました(笑)
皆さんに感謝、感謝です❗
町所属の地域おこし協力隊が
県立高校である
周防大島高校の
カリキュラムに登壇するのは
前例がないとのことでしたが
ひとつの事例として
実績を刻めたという意味では
役割は果たせたのかもしれません
地域の活性化に関して
若い世代の人財育成は
不可欠であり
教育や雇用が
重要テーマであることは
間違いありません
シニア世代の移住者を
たくさん誘致するのももちろん大切ですが
若い人財が流出せざるを得ない
現状の地域社会構造を改革することも
重要な課題と感じます
その中で
自分に何ができるのか
地域おこし協力隊の任期中、
退任後、
常に考えているテーマでもあります