フカセで寒チヌを
ゆむしです
今年の冬は風が強い日が多い
…気がします
海があまりにも身近にあるので
少々悪条件でも
無理に釣行する必要がなく
気付けばまだ今年2回目
2月~3月といえば
一年で最も海水温が下がり
大半の魚の活性も下がる時期
だからこそ
フグやベラスズメダイ等
餌取りがおとなしくなり
冬でも動ける体力のある
大型のチヌやグレが
フカセで狙いやすくなる季節
海水温が下がっても
小アジや小メバル、小マダイは
元気で邪魔してきますが
ようやくお休みの日に
風が弱まったので
寒チヌ狙いで出撃
コマセも重い比重のブレンドで
発酵麦系を使い
ターゲットを底チヌに絞ります
ポイントをつくりながら
まずは付け餌オキアミで様子を見ます
全層沈め釣りの仕掛けで
コマセの粒と一緒に沈め
底に付け餌を置く作戦
餌取りはたまにチビッ子メバルが
邪魔をする程度で
一投一投
沈めてしっかり待てる
非常に釣りやすい状況
…チヌさえ寄せれば
掛けられるチャンスはある
餌取りが騒ぎ出す前に
早めに結果を出したいところ
………
…ピク
竿先が微妙に押さえられた感触
ちなみに餌取りの小魚なら
押さえる感じではなく
「ブルン」と
弾かれる感じです
引ったくるようなアタリではないものの
本命の雰囲気あり
ゆっくりラインを張ると
モソモソと生体反応があるので
一気に合わせ
ズンっ
と手応えの後
ギッシギッシと1号の柔らかい竿を
絞り込むようなパワー
ちょっとデカイかも
引きは間違いなくチヌ
危険な根は近くにないので
レバーブレーキと
胴調子のタメを使って
余裕のやり取り
ゆむしも周防大島2年目
フカセ釣り3年目
大分成長しました
上がってきたのは…
42cmとまずまずのサイズ
綺麗なチヌです
とりあえずお持ち帰りはキープ
ストリンガーに繋いで再開すると
底に着くまでに
つんつん邪魔される感触が
…来たか餌取り
今日は小アジの大群です
アジの厄介なところは
底まで追いかけてくること
こりゃ付け餌変更するしかない
…ということで
クーラーボックスをあけると
ない❗
痛恨のミス❗
練り餌を忘れてきた…
フグがいない状況なら
練り餌かサナギに付け餌を変えることで
アタリをほぼチヌかアイゴに
絞れるのに…
付け餌がオキアミしかないのは
チヌ釣りにはやはり不利
餌取りやグレに比べて
数が少なく泳ぐスピードが遅いので
チヌの口元に付け餌が届く確率は
極めて低い
ならば作戦を大きく変更
…グレ狙いに変えます
針のサイズを落とし
棒ウキに変えて感度を上げます
コマセは柄杓を切るように振り
バラけさせて沈下速度を下げる
グレの棲家は
少ないポイントですが
いない訳じゃない
粘り強く狙っていると
コマセが尽きる直前に
なんとか1匹GET❗
お持ち帰りはこの2枚で確定
チヌがデカいので
まずまずの結果です
練り餌を忘れてなければ
チヌをもう1~2枚
いけたかもしれないですが
限られた状況での
グレ狙いも
それはそれで楽しめた
良い釣行でした