名物みかん鍋
ゆむしです
昨シーズンは、移住した直後に
年始イベントの振る舞いで食べたきり
…でしたので
今シーズンは実際に
お店で食べて体験しております
最初は「おもしろメニュー」として
称賛する程度の感想でしたが
最近「料理として旨いぞ」と
評価が変わってきました
その根拠がコレ
「蜜柑胡椒」
すごく簡単に言うと
「柚子胡椒」のみかんバージョン
コレがめちゃくちゃ旨いんですよ
だいたいのお鍋では
こういうものは
別添えの薬味になっていますね
ところが「みかん鍋」には
デフォルトで入ってます
逆に入ってなければ
「みかん鍋」ではないということでも
あります
こちらは
周防大島の入口である「三蒲」地区にある
大島本陣茶屋さんのみかん鍋
野菜などは自由に入れられる
システムですが
周防大島観光協会が認定する
「みかん鍋」の四大条件のうちの3つ
・「鍋奉行御用達」焼き印入りみかん
・地魚のつみれ
・蜜柑胡椒
は、出汁の中に
セットされて出てきます
(4つ目は食後のセットに)
四大条件以外は
それぞれのお店の特色が出されています
大島本陣茶屋さんは
しゃぶしゃぶ屋さんなので
牛や豚などのお肉が主役
お侍茶屋彦右衛門さんは
地魚などの海鮮と鶏肉の
「ちゃんこ鍋」系です
お出汁もお店ごとに特色がありますが
だいたいがスッキリ系の澄んだお出汁
昆布やいりこの出汁が多いのは
蜜柑胡椒との相性でしょう
味噌やキムチ、トマトやカレーは
今のところありません(笑)
具材を頂きながら出汁をすすると
皮つき蜜柑の良い香りと
ピリッと辛いみかん胡椒の刺激が
心地よく
身体もポカポカしてきます
丸ごと入っているみかんは
皮ごと食べてください
懐かしの「きんかんジュース」のような
甘酸っぱく優しい味です
ただし…
皮の下の果汁は「激熱」です
表面が冷めてきたからといって
勢い良くかぶりつくと
舌が殺られますので慎重に(笑)
そしてお鍋といえば〆
みかん鍋の四大条件の最後の1つは
〆の「メレンゲ玉子雑炊」
卵黄のオレンジ色と
小ネギの緑は
お気づきかと思いますが
みかんをイメージしております
ふわふわ口どけの
絶品玉子雑炊ができました
…ここまでが「みかん鍋」です
くれぐれも
大島本陣茶屋さんでは
食べ放題のカレーで
雑炊前に満腹にならないよう
ご注意ください(笑)