釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

これぞ刺し盛りのあるべき姿

ゆむしです



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こちらは

潮彩市場防府
安心食堂潮彩の刺身定食
メインの刺身盛り合わせ


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↑こちらが春に食べた盛り合わせ



今回の刺身盛り合わせは

「真っ白」

そう、これこそが
あるべき姿だと思うのです



確かに鮮やかな色の
マグロやサーモン
甘エビが乗っていたら
彩が良いのは間違いありません

ただ、その日食べてもらいたい
ベストメンバーのネタを
入れ替えてまで
色のバランスを取る必要があるのか



東京の繁盛店には
凄い刺身盛り合わせがあります
ボリュームもあり
盛り付けも華やかで
立体的でワクワクします

ただ、乗っているメンバーは
いつも同じ
マグロ、サーモン、カンパチ
タコ、真鯛、〆鯖、ホタテ貝柱、
甘エビ、ウニ…

それが悪い訳じゃないんですが…

地方には地方の武器が
あるんじゃないかと


北海道、噴火湾の魚なんか
だいたいが白い

マゾイ、クロソイ、シマゾイ
カジカ、アイナメ、ヤナギノマイ、
ホッケ、カレイ、ハッカク…

全部並べたら
雪原のような
刺身盛り合わせができます

それで良いと思うんです


事実、安心食堂潮彩さんの
真っ白な刺身盛り合わせは
本当に美味しかった

それぞれに個性があり
利き酒感覚で楽しめました


お料理は見た目も大事です
色のバランスは重要な要素

ただ、
地味な見た目の食材の
奥にある深いストーリーは
時として
最強の価値になり得ると思います


特にウスバハギが美味しかったです

ウスバハギと
ウマヅラハギと
カワハギの食べ比べとか

やってみたいですね


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