釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

ゆむしは「○○世代」

ゆむしです


今回のコロナショックの影響は
新卒の就職戦線にも
大きな打撃を与えています

会社自体が存続できるかどうかの
危機になっているだけに
致し方無い状況かもしれません

就職氷河期」という言葉が
聞こえるようになってきました


ところで
ゆむしは1979年生まれで
今年41歳になります

ということは…

就職氷河期に就職活動をしていた
ドンピシャの世代ということになります

最近知ったのですが
ゆむしの世代は
「ロスジェネ」
「ロストジェネレーション世代」と
呼ばれているとのことです

大学を出ても
正社員として就職することが難しく
フリーターとして働いたり

働く側の立場が弱い
「買手市場」のため
今で言うところの
ブラック企業」が生まれ

身体や心を壊して
結果「ニート」「ひきこもり」に
なってしまったり

他の世代と比べて
同年齢での平均年収が低い
そんな世代

その一方で
そんな逆境を力にして
既存のキャリアアップの仕組みにはまらず
若くして経営者として活躍するように
なった人が多いのも事実
ベンチャー」「起業家精神」という言葉は
ゆむしが大学~若手社会人の頃に
流行した言葉です


ゆむし自身はどうかというと

就職説明会には
たくさん参加しましたが

選考を受けた会社は1社だけで
その1社に入社しています

はっきり言って
苦労しませんでした

ゆむしが「飛び抜けて優秀な学生」
だったわけでは決してありません

就活での勝因は
「人気業界」に行かなかったことです

社会人初期の課題は
「貢献」「成長」「自身の武器の確立」

他者から必要とされる人間になる
自分の価値を日々向上させる
「○○なら即戦力」というウリをつくる

これができれば
会社がなくなっても
仕事はなくならない



何が言いたいかというと
今、就職に不安を抱えている皆さんは

キャリアプラン」ではなく
「ライフプラン」と
冷静に、真剣に向き合ってほしい
ということ

プランなんてすぐに崩れます
だからこそ
即プランを組み直す力が必要です
ゆむしの世代での勝敗があるとするなら
崩れたプラン、なくなったレールを
自分の力で作り直して前進できるかどうか

売手市場だろうが
買手市場だろうが
雇用契約は対等

会社はあなたをビジネスに利用する
あなたは会社をライフプランに利用する
持ちつ持たれつ

あなたの何が会社に必要とされていて
会社の何があなたの必要とするものなのか
この問いに常に答えられるように
思考を整理していることが大切
その答え自体は
自身の成長と環境の変化に合わせて
常に変化して当然です

あなたを必要としている人を、
地域を、組織を、理念を、
しっかり捜してください

20年前と比べて
情報は手に入りやすいはずです

そこで自分は何をすべきか
しっかり考えてください

「有効求人倍率」は
政策の為の指標であり、
労働者が悲観、楽観して
意味のある数字ではありません

「仕事」はあります
必ずあります

東京ビッグサイトでは会えない会社が
マイナビ検索で出てこない会社が
無数にあります

「みんながやってる就職活動」に
囚われず
自分の頭で考え、行動し、
自分の心で、言葉で、プレゼンして下さい

一緒にこの危機を乗り越えられる
情熱を持った若い力は
皆欲しがっています



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新卒で群馬のステーキレストランに
就職したゆむしですが
今は地域おこし協力隊として
山口の海にいます

契約やミッションは
数えきれないほど変わりましたが

「仕事を通じて何を実現したいか」という
自分の中の理念は
20年近く変わっていません


軸になる「想い」さえあれば
何とかなるもんですよ


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