釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

海の「われおかき缶」

ゆむしです


謎過ぎるタイトルとなってしまいました

何やねん「われおかき缶」て…


それは今から遡ること7年ぐらい

ゆむしは神奈川の秦野市
「過疎化団地の活性化」プロジェクトとして
地域の食材、地域の商店、地域の住民で
つくる「団地の便利屋店舗」を
実験店として立ち上げる仕事をしていました

そこは「お惣菜・お弁当」屋さんをベースに
買い物代行、家事代行など
高齢者住民のニーズに基づいて
柔軟にサービスを肉付けしていくという
他に例のないお店でした

ゆむしは早朝に魚市場で仕入れを行い
団地の広場で爺さん婆さん集めて
ラジオ体操をして
魚で惣菜を作って売り場に並べ
畑に行って地場野菜を引取り売り場に並べ
弁当を配達し
爺さん婆さんの話を聞いて
網戸を張り替えたり
灯油を買って部屋まで届けたり
包丁を研いだり
家具を組み立てたり
風呂の天井のカビ除去をしたり
ネットショッピングを代行したり
謎のお仕事をしていました(笑)

そこでゆむしが
便利屋サービスを低価格で実現するための「資金源」として
仕入れて売っていたのが
「われおかき」


「われおかき」は
美味しいお煎餅屋さんがつくる
おかきの「割れてしまったもの」を
一斗缶に詰めて安売りしてくれるもの

それを仕入れて「小分け」にして
団地の爺さん婆さんに売っていました

だいたい爺さん婆さんの好きなおかきは
一袋のポーションがデカい
ゆむしの小分けサイズが丁度良いと
喜んでもらえました

また、われおかきは色んな味のおかきが
ミックスされているので
敢えてバランスの偏った小分けにすることで
好きなおかきがいっぱい入ってるのを
見つけたら嬉しい
という駄菓子屋感覚でも人気でした

規格が不揃いという点さえ除けば
売る人も買う人も
みんなが喜ぶ、お得な商品
それが
ゆむしの言うところの
「われおかき缶」です


浮島の漁師さんから
その「われおかき缶」の
魚バージョンが
届きました

本当は漁に誘われていたんですが

離島への渡航は自粛ですので
定期船に乗せて魚を
送ってもらいました

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雑魚のぎっしり詰まった
おもちゃ箱
いや、
宝箱です


今回のメインは
漁師さんのオススメでもあり
ゆむしの希望でもあった

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旬の「スズメダイ」です


その他にも…

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チャリコ


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クジメ


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カワハギ


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ガシラ


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(多分)マコガレイ


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イネゴチもいます

とんでもないバラエティパックです
ありがとうございます❗


連休の後半は
彼らを使った料理を
楽しませて頂きます


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