釣り好き食いしん坊が島に移住する話

関東で暮らしていた飲食業のおっさんが40歳でとある島に移住して地域のために頑張ってみるお話

みかんの島

ゆむしです



ゆむしの住む周防大島町
山口県の柑橘生産量の
85%を占めるという「柑橘の島」です

ちなみに山口県の生産量は
みかんで18位なので
そう考えると「普通の島」です(笑)



みかんの収穫は
品種によって幅は大きいものの
主に冬~春

真夏はというと
果実を実らせるための
準備期間になります


栄養が分散しすぎないように
一本の果樹につく果実の数を
調整する「間引き」が行われるのも
真夏


この作業を「摘果」といいますが

もぎとられた「摘果みかん」は
すだちくらいの大きさで…

これが実は
色々と使えるんですよね~


果汁を搾るというよりも
果肉をほぐしてトッピングすると…


唐揚げや


カルパッチョ

爽やかな香りと酸味が加わります


果肉を噛むと
ジュワッと果汁が溢れ
時間差で酸味が広がるのが
新鮮な感覚ですね



うどんのつけ汁


タルタルソース


パンケーキのソースなど

用途はかなり多いです


みかんの産地でしか味わえない
摘果のシーズンにしか味わえない
めちゃくちゃ差別化できる
ご当地食材


…なのに話題にならない不思議



夏は害虫駆除が頻繁に行われ
農薬が多用されるから
それを気にしてのことなのか

…いやいや
その理由なら
同エリアで栽培される
他の農産物も
ダメでしょうから


おそらく
魅力発信の武器として
認識されていないだけかと
思われます


ゆむしの関わる
水産業もそういうチャンスロス
だらけですが

農業の分野も
課題は多いですね~

にほんブログ村 その他生活ブログ 街づくり・地域おこしへ
にほんブログ村

ハンマーカンマー

ゆむしです



地域の方から頂き物

たくさんあるからどうぞ
…というご厚意で

ありがたく頂戴しました


ハンマーヘッドシャークの肉ww



マンモス肉を想像させる存在感



大島の近海には
色々なサメがたくさんいます

ダイバー界隈の情報では
日本有数のサメ密度とか

先日ホオジロザメが揚がってましたが
他にもヤバい種類が
いるとかいないとか
…いるとかww


まあ海水浴で人気の
リゾートアイランドですから
「知らぬが仏」
ということなんでしょうね



捌いてみると

なんか豚ロースみたい



こういう時便利な
加工施設のプロトン凍結機

とりあえず切り身凍結しておいて
随時調理していきます



まずは…

照り焼きから

美味しいんですが
ぶり照りと照り焼きチキンの
中間の味わい

お料理としては
中間じゃなく
どっちかにしてほしいところ


ピカタも

悪くはないけど
…というレベルかな


やっぱりちょっと
難しい食材なのかと思ったら…



出ました絶品
ハンマーヘッドかつ」


肉がデカいことで
「厚切り」が可能になって

その厚さが
ジューシーさを閉じ込める
カツに向いてるのか

柔らか~い
ササミかつのような
独特の美味しさ


とんかつソースかけたら
肉と間違えそうです

さっぱり系の
ポン酢や塩で食べると
魚の魅力も感じられますね


「梅ごしょう」
…イイね‼️



海苔弁も作りましたが

全然違和感なく
説明されないと
まさかハンマーヘッドだとは
誰も思わないでしょう


そもそも
海苔弁の白身魚
何者かなんて
誰も気にしてないかw


知らないうちに
あなたの弁当に
ハンマーヘッド
紛れているかもしれませんよ~

にほんブログ村 その他生活ブログ 街づくり・地域おこしへ
にほんブログ村

地魚でタコスだじぇ②

ゆむしです



まずはタコスとは何ぞやというところ

スペイン語で「タコ」は
「軽食」という意味

主食である「トルティーヤ」に
具を乗せて食べる軽食

日本の料理に例えると
「おにぎり」あたりですかね🍙



広島市街のカルメックス
(カリフォルニア流メキシコ料理)
のお店
「Graffity」さんのタコスは
パリッと香ばしいトルティーヤに
コリアンダーの香りが爽やかな
サルサソースが美味しい
人気メニュー



日本で使われるトルティーヤは
大きく分けて2種類あって


まずはこちら

コーンの粉が主体の
スナック系
ハードタイプのトルティー


そしてもうひとつは


小麦粉が主体の
もっちり主食系
食べごたえのある
ソフトタイプのトルティー

これは
「フラワートルティーヤ」と
呼ばれています


フラワートルティーヤは

ラップサンドやブリトー
KFCのツイスターなど
日本のファストフードでは
結構お馴染み


ゆむしが若いころ勤めていた
ステーキレストランチェーンでも
サイドメニューとして
使っていた記憶があります


ケバブを挟む「ピタパン」にも
近い食感ですね



今回の企画では
この「フラワートルティーヤ」を
使おうと思います

何故ならこれをきっかけに
ランチボックスや
キッチンカーなど
「お昼の商品」として
可能性を広げていきたいから


スナック系のトルティーヤだと
ちょっとおつまみ寄りに
なるんですよね



フラワートルティーヤは
焼いたり揚げたりすると
パリッとクリスピー食感にもなるので


チーズ等を挟んで焼く
「ケサディーヤ」や


ピザ生地代わりにも使えて…


さらにクレープ扱いしたり


「デザートピザ」にも使えて
とにかくメニューの幅が広い



きっかけは地魚活用でしたが

改めてフラワートルティーヤの
食材としてのポテンシャルの高さに気付き

いつも以上にメニュー開発が
面白くなってきています😊

にほんブログ村 その他生活ブログ 街づくり・地域おこしへ
にほんブログ村

地魚でタコスだじぇ①

ゆむしです



最近ちょっと注目注目している
中南米料理というジャンル

アメリカ合衆国南部
メキシコ、カリブ海
南米大陸北部

このあたりな料理は
東南アジア料理のような
面白さがあります

合法、違法ひっくるめて
国境を越える人の行き来が盛んな地域で
食文化も混ざったり
アレンジされたり
独自の魅力を醸し出していますね


代表的な食材は
「トルティーヤ」

コーンや小麦粉で作られた生地で
「タコス」「ブリトー」等に
使われていますが

この「タコス」が
今回のメニュー開発のテーマ



「タコス」の「タコ」は
スペイン語で「軽食」という意味だそうで

今の日本での
地魚の高価格帯ブランディング一辺倒に
疑問を感じる中で


シーフードをファストフード的に
捉えている国や地域もあるよなと
興味を持ったのがきっかけです



具体的には
周防大島のシーフードでタコスをつくる」
というチャレンジ

地域の漁師直営シーフードレストランが
拠点になってくれます






タコスといえば
一般的には
挽肉のイメージ



麻雀マンガで描かれるタコスも
多分挽肉のヤツだじぇww



日本ではアレンジ料理の
タコライス」の方が
メジャーになっているのもありますが

おそらく中南米の港町では
肉より魚介類の方が
手に入りやすいので
シーフードタコスの方が
一般的だったりするだろうという仮説


実際にカリフォルニア等では
「フィッシュタコス」が
ご当地グルメ的な位置付けに
なっているようで


色々と試してみる価値がありそうです




にほんブログ村 その他生活ブログ 街づくり・地域おこしへ
にほんブログ村

道を空けろ!人間様のお通りだ!

ゆむしです



帰宅したら
ドアノブに袋が掛かってて

バーモントカレーかと思ったらなんと

化学兵器でした☠️


自治体からの「駆逐せよ」との指令

シンジ君
あなたが乗るのよ

…的なヤツですね



地域の全世帯に配布して
総攻撃
アルゼンチンアリに対して
絨毯爆撃を行うのです


まあ別に、殺虫という行為
そのものに対しては
何の抵抗もないんですけどね



ただ一点
不可解なのが

既存の生態系が
崩される恐れがあるという理由で

外来種をめちゃめちゃ嫌って
池の水全部抜いてまで皆殺しにするくせに

なんで新種の生き物見つかったら
めっちゃ喜ぶねん⁉️

…ということ



一貫性ない気がしてならん


新種がいちばん
生態系にとってはリスクやろと

外来種はまだ
過去の実績と
プロフィールがある分
対応しやすい



そもそも生態系の変化のおかげで
今人類がいる訳で

進化して誕生する種がいて
滅びる種もいる
それこそが自然の本質


個人的には
外来種に滅ぼされる種がいても
外来種の脅威を受けて
進化する種がいても

その流れを無理やり
ねじ曲げようとは思いません

滅ぼされるのが
自分の番になったとしてもまあ
納得はできますよね


温暖化も異常気象も
地球としては
多分正常の範囲内

マンモスの頃から
ガッツリ温暖化してくれたからこその
今ですからね



外国船のバラスト水でやってきた
ホンビノス貝

…お前は厚待遇なんかい🤣



船やら飛行機が
人間の生活の一部である限り
外来種は当然来るでしょ

動植物も菌もウィルスも

「人間」という種が
媒介になって分布が変わっていく構造


外来種が本当に困るというのなら
媒介している我々人間を駆除するのが
シンプルに最善策でしょw




特定の人間の判断で
守るべき種と
殺すべき種に
線引きしている事実

害虫か益虫か



もしコレが人間の中の種族なら…
恐ろしいことですよねぇ


自覚してない傲慢がいちばん厄介



アルゼンチンアリに対して
フマキラー攻撃を仕掛けることは

「貴様らは今のところ害はないが
先住民である我々にとって
不快だから殺す」

不確定な脅威に対する
先制攻撃

…という行為だということを
ちゃんと理解してから
やるべきですよね



みんな平和で豊かに暮らしたいと思っているのに
なぜお互いにたくさんのもの、価値を失う
戦争が起きてしまうのか

その問題の本質にも関わっています



だいたいの戦争の原因を
「負けた側の独裁者の暴走」で
片付けてきた訳ですが

本当の根っこの問題を
そのままにしていると

何度も何度も繰り返してしまいます



私の快適な生活の犠牲として
余所者のアリさんたちには散って頂く

なぜなら私は
「人間様」だからだ‼️と

ちゃんと認識した上で
殺虫ベイトを置きます

……嫌な話ですがねw

にほんブログ村 その他生活ブログ 街づくり・地域おこしへ
にほんブログ村

目標クリア

ゆむしです



大島は結構澄み潮が多いので
フカセをやってると
たまに突き上げてくる
グレの姿が見えます


手のひらサイズが中心ですが
その下に
30~35cmくらいのヤツも
チラチラと


活性の高い夏場なら
ヤツを掛けられるかもしれない

…ということで
隙あらばと
狙っていました



ただとにかく
エサ取りが多い

スズメダイとかサヨリとかは
まだ対策しやすいものの


厄介なのが
アジ、チダイ、ウマヅラ、
アイゴ、フグ

こいつらは棚がグレと被るので
結構掛かります


そして本命も
姿は見えていても
なかなか口を使わない

突進してきても
直前で付け餌を見切って
Uターンする賢さ



潮の動きなのか何なのか
食うタイミングは短い時合いなんで
根気良く観察しながら

満腹にならない程度に
コマセを効かせつつ
足止めしておくことが大事

炎天下でのグレとの根比べw


アベレージが20cm台前半
ちょっと良いサイズで
27~28cmくらい



強烈なパワーのアイゴと
ファイトが長引くと
時合いを逃すので要注意



グレ狙いの時に限って掛かる
まあまあサイズのチヌw



そして仕掛けが絡んで
入っていかないと…

コイツにやられます💦


竿は曲がるので
まあまあ楽しいですが



…そしてやっと

パズルのピースが
全部揃ったような
タイミングでウキが入り


パンパンに太った
尺グレ獲りました‼️



渡船使って
磯や無人島に上がれば
尺グレなんて
全然普通ではありますが


日中に港の堤防で
このサイズを
狙って獲れると
嬉しいですね✨

にほんブログ村 釣りブログ 中国地方釣行記へ
にほんブログ村

夏の訪れ

ゆむしです



梅雨が……
一瞬で明けてしまった2022年

雨量が少ない影響か
ダムも昨年より
水位が低くなる傾向で

水温も高く
バス釣りは完全に夏の雰囲気です



お気に入りのフィールド
柳井の小規模ダムを
この日は午後4時間ほど
じっくりネチネチと
攻略していきます


ちなみにシャローはギルだらけ

ちびっこバスもいますが
細かいパーツのワームは
数投で「ただの棒」に
されてしまいがち

とはいえなかなかハードルアーには
反応しないので
自然と有効な選択肢は
ギルにちぎられにくいワームに


スレまくってるフィールドなので
大型を掛けるには
相当高いレベルの技術・戦略か

もしくはハプニングを起こすか

もちろんゆむしにできるのは後者ですw


ギルがワームを咥えて放り投げた瞬間に
良型が反応するのを
何度も体験しています


ちなみに人生初の50upを獲った場所でもあります



風が多少あったので
まずは「ウインドドリフト」から

水面のラインが風に押されるのを利用して
ワームを自然に漂わせる作戦


ドライブスティック3.5
この「SPEC2」は
塩の含有量が少なく
浮力が高めの素材でできています

ギル軍団は
ラインが出す波紋に
チュパチュパアタックするのに夢中で

本体へのアクションは
散発的


補食モードのギルがわちゃわちゃ騒ぐのを
ブレイクの下から見ているバスがいると仮定して
そこにドライブスティックを
運ぶイメージ


これが狙い通り
ハプニングを起こすことになり

ギルの「ブルブルン」バイトの直後
「グーーン」と持っていく当たりが


泣き尺サイズGETです


結構活性が高いのか
ハムハムせずに
一気食いでした


その後はちびっこパラダイスに
なってきたので

ブレイクのちょい沖から
ボトムを転がして
坂登らせる作戦に変更


カバースキャット2.5

こいつはボトムで
ドッグウォークっぽく動いてくれます

ワンアクションでの移動距離も
最小限にできるので
ネチネチ作戦向き


4~5回アクション入れて
10秒ほど放置

個人的に「置き引き」と呼んでいる
放置中のバイトが多いんですが


ウインドドリフト同様
アタリの取り方は
ほぼほぼ「フカセ釣り」

全層沈め釣りのルアーバージョン


キレイに置き引きしてくれたのは

スリムな尺バスさんでした



しばし休憩の後
このフィールドの超一級ポイント
流れ込みが空いたので移動します

釣れるかどうかは別として
100%バスがいる場所

カバースキャットを流れに乗せて転がすも反応なし


沈み蟲1.8を流すとギルは即反応
流れの中にギルがいるならギル型でいくか

ブルフラットにすると
尻尾ちぎられるので…


ベローズギル2.8を
ガードマス針ちょん掛けで流すことに

沈みが遅いので
流れの緩やかになるポイントまで流れてから
ゆっくりフォール


竿先をギューンと持っていくアタリ

感覚としては40cm級のパワーで
上がってきたのは


体高のある同サイズww


流れの中にいるヤツは
やっぱり鍛えられているようで
なかなか楽しいファイトでした



にほんブログ村 釣りブログ 中国地方釣行記へ
にほんブログ村